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日々進化している白髪染。ヘナを超える白髪染ってなに?

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私が白髪をはじめて見つけたのは、30代半ばでした。「えっ?!もう?!」、、、驚きました。
私と同じくらい母も驚いていました。

白髪・・・、漠然と50代ぐらいかな、と思っていたのでまさか30代で自分の頭に白髪が見つかるとは、ちょっとした衝撃でした。

そこからすぐに白髪染にはいかなかったのですが、常に気になる存在として鏡を見るとつい白髪を探してしまうのでした。

そして、ある日、ついに出会ったのです!!、ヘナという白髪染に・・・、そして、経皮毒、という言葉に!!

この記事では白髪染にまつわる皆さんが知りたいことを綴っていこうと思います。

経皮毒って何?

経皮毒という言葉を耳にしたことはありますか?今では割と知られている言葉なのかもしれませんね。でも、私が出会った20年ほど前はまだまだ「???」な言葉でした。

経皮毒とは、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

経皮毒(けいひどく)とは、日常使われる製品を通して、皮膚から有害性のある科学お物質が吸収されることとして、稲津教久らがその著書で使用している造語』というものです。

そして、白髪染に関して言うと、頭皮からカラーリング剤の化学物質が体内に入っていき、それが蓄積されていく。口から入る食品添加物は肝臓が解毒してくれるが、皮膚から吸収されたものはほどんど解毒されることなく、体内に溜まっていく、ということでした。

しかも、経皮毒は脂溶性で油に溶けやすい性質を持っているため、脂肪があるところに向かうそうです。

体内で脂肪があるところといえば、子宮。新しい生命を脂肪というふかふかのお布団で大切に育てていくために子宮には脂肪がたくさんあります。

男性だと、前立腺、そして、脳。

子宮、前立腺、脳に皮膚から吸収された経皮毒は蓄積されていく。

本当なの?

私も一時期この話を信じていました、「なんて恐ろしい・・・」って。でも、今では、「そういうこともあるのかな・・・」っていう感じです。

理由は、肌のことを一生懸命勉強した人が「肌から化粧品の成分が入ることはない」と言っていたから。

よく化粧品のCMで「○○という成分が浸透して・・・」といっていますが、そういうことはありえない、とその人は話していました。

その当時は「へぇ~・・・」といいう感じで聞いていましたが、今、よく考えてみると、人間の肌にはバリア機能があって、お風呂でシャワーを浴びると水がはじくように、簡単に体内へは入ってこないようになっているようです。

人間の身体は本当によくできていて、しっかり自分自身のからだを防御しているので、例えば、口の中も髪の毛一本でも入ってきたらすぐにわかりますよね?

そんな感じで、不要な物が入ってこないようにしっかり守ってくれていると私は感じています。

白髪ってどんな状態?

髪ってどうして白くなるの?って思いませんか?黒い髪が年齢と共に少しずつ茶色になっていき、白くなるのなら良いのですが、白髪ってある日突然現れて少なからずショックを受けませんか?

白髪になる原因はいくつかあるようですが突然家族を失ってしまう、などの大きなストレスを受けると髪が白くなる、という話を聞いたことがあるかと思いますが、最近の研究で精神的なストレスで白髪が増えることがある、ということも分かってきたそうです。

カリフォルニア州ロマリンダ大学教授で皮膚科医のジェニン・ルーク博士は、

「真っ白な白髪は完全に失った状態です。加齢に伴い、メラニンを生成する幹細胞の数は徐々に減少し、働きは弱くなっていきます。それにより、メラニンの減少による白髪交じりの髪や、メラニンが欠如した白髪になるのです。」

と話しています。

白髪にはメラニンがなく、メラニンがあった場所に「メラニンホール」と呼ばれる隙間が空いています。隙間=空洞になり、空洞化した髪は乾燥しやすく、うねりや癖が出やすいので、他の髪となじみにくく、目立ちやすくなります。

ヘナとの出会い

経皮毒は無いにしても、やっぱり白髪染は痛むみたいだし、でもこのまま年齢と共に増えていく白髪を放置しておくのは嫌だ。何か良い物はないかな・・・と、ぼんやり思っていました。

そんな時に知り合った女性に教えてもらったのがヘナでした。はじめて聞く言葉にはじめは聞き返しました。「ヘナ???なにそれ???」

へナってなに?

インドや北アフリカなどの乾燥した地域に育つ、ミソハギ科の植物で、日本では「指甲花(シコウカ)」または「ツマクレナイノキ」と呼ばれてきました。高さは3~6メートルくらいに育ちます。

インドでは古くから薬草として用いられ、アーユルヴェーダ(伝承医学)の代表的なハーブとされてきました。

ヘナは学術的にはミソハギ科の植物を指しますが、ヘナを配合した天然原料の白髪染の総称を「ヘナ」と呼びます。

ヘナの歴史

ここでは簡単にヘナの歴史を紹介していきます。

ヘナの歴史はボディペイントから始まっているようです。5000年以上前からヒンドゥー教徒の女性たちの間では、ヘナによるボディペイントが施されていたといいます。

その習慣は現代まで脈々と受け継がれています。冠婚葬祭の時には幸福を呼ぶ模様や魔除けの模様など、宗教的なペイントを手足に施しています。

日本でヘナが白髪染として販売許可されたのは、2001年4月からのことですが、欧米では1世紀以上の歴史があります。

インドや北アフリカで染料として古くから利用されていたようですが、ヨーロッパでは涼しい気候のためヘナが生育できず、長い間ヘナが流通することはありませんでした。

19世紀ごろになり、ようやく伝わり始めました。オスマン帝国による流通網の発達により、ヨーロッパの女性たちもヘナで髪を染めるようなっていきました。

中でも20世紀初め、当時のオペラ界のスーパースタ―、アデリーナ・パッティがヘナを使い美しい豊かな髪を演出し、多くの女性を魅了したのをきっかけにヘナの知名度が上がってきます。

21世紀に入り、欧米やEU諸国で化粧品の安全性に対する基準が厳しくなり、特に2011年にEU諸国で染毛剤に含まれている代表的な成分である、パラフェニレンジアミン(PPD)の安全性に対する懸念が表明され、全面的に禁止となりました。

近年でも健康への影響が危険視される化学染料が規制されています。

そういう経緯の中で、天然成分のヘナは世界中の自然派の支持を得ています。

どうやって染まるの?

ヘナは草木染と同じ仕組みで染まります。植物の色素で染めるのでやさしい染め上がりです。ヘナの葉には、ローソンという赤色酵素色素が含まれています。ローソンはタンパク質に反応して絡みつき、発色する性質があり、人の髪や爪も染まります。

このローソンが髪のキューティクルの隙間から浸透し、毛髪の97%を構成するケラチンというタンパク質に絡みつくことで髪が染まるという訳です。

あのクレオパトラもマニキュアとして使っていたとされています。ウールでできたペルシャ絨毯の赤い染色にも使われてきました。

ヘナのメリット、デメリット

天然成分で髪や頭皮に良さそう!なヘナですが、使ってみると意外に「嫌だな・・・」「思っていた感じと違う!」、と感じることもあると思います。ここではヘナのメリット、デメリットを見ていきましょう。

まずはデメリットから・・・

ヘナで染める時にデメリットと感じることは?

・好きな髪色に染められない
髪色を明るくしたいのにできない、白髪だけオレンジ色に明るく染まってしまう。

・草のような、土のようななんとも言えない匂いが・・・
イグサのような、牧草のようなにおいがちょっと・・・。

・インディゴにかぶれてしまった
基本ヘナは濃いオレンジというか、赤茶色に染まるのですが、黒っぽくしたい場合、
その上からインディゴ(日本ではナンバンアイ葉)、藍の一種で染めると、
濃い茶色~黒っぽく染めることができます。

「天然素材でやさしい」という謳い文句ですが、植物ゆえに「草木かぶれ」
をおこす人もいるようです。使用する場合はパッチテストするようにしましょう。

・染めるのに時間がかかる、すぐに染まらない
最初のうちは思ったような色にならない場合があります。やはりそこは天然素材。
じわじわと色が出てくるので、「染まらない!、遅い」と感じるようです。

ですが、そういう場合、使い方が間違っていたり、品質の悪いヘナを使っていたり、
ヘナの名前を使っているけど中身はヘナではない物が混じっていたり、
という場合があります。

使い方をきちんとマスターし、品質の良い物を使うようにしましょう。

・染めたてはゴワゴワする
これは「ヘナショック」と呼ばれる現象のようです。
ヘナに切り替えた際によくお起きる現象のようです。

髪のいた痛みがひどい方ほど感じるようですが、
数日経てば指通りも滑らかになります。

こんなデメリットと感じるヘナですが、それでも使い続けている人は
どんなメリット感じているのでしょうか?

ヘナのメリットは?

ヘナを使用している方の中には、デメリットを感じていたけれど、続けていくうちにメリットと
感じるようになったから続けている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

次にヘナのメリットを見ていきましょう!

・天然素材だから安心して使える
なんといっても植物性で安心して使える!ということです。
ヘナの一番大きな特徴の一つといえますよね。

ヘアカラーのように「地肌につかないように・・・」と神経質にならなくてもいいですし、
むしろ頭皮にやさしく作用して毛穴を掃除し、頭皮をみずみずしい状態に導く効果が
あります。

・ヘアから―のように痛みがない、ピリピリしない
科学染料を一切使用していないので、髪への負担がなく安心して使うことができます。
でも、中には自然派を謳いながら、科学染料を使用している悪質なものもあるようなので、
しっかり調べてから購入するようにしましょう。

・トリ―トメント効果が凄い
今までカラーリング剤を使用していた方で、髪のパサつきを気にしていた方でも、
ヘナを使うことでそれが解消した!、という方もいるようです。
ヘナには素晴らしいトリートメント効果があります。

・コシが出て、ボリュームアップする
ヘナには髪のたんぱく質を補う効果があります。加齢で髪にコシ、ハリがなくなってきた、
という方には嬉しいボリュームアップ効果です。

・くせ、うねりが収まった
ヘナはくせやうねりの強い方の髪をまとめ、細くハリがなく、ぺチャっとしやすい方の髪に
ボリュー ムを与える効果があります。

・髪が健康で元気になった

簡単、便利に染まるヘアーヵラーですが、使っていくうちに髪へのダメージが気にな利ますが
ヘナは髪を痛めません。それどころか、ハーブのトリートメント効果で頭皮にも作用し、
髪が元気になっていきます。

・毛穴の汚れを取って、頭皮環境を良くする

あまり知られていませんが、ヘナにはクリーニング効果もあるようです。
その効果によって、頭皮を清潔に保ち健康な髪を作る環境を作ります。

最近気になるカラートリートメント

いかがでしたでしょうか?

私はもともと髪の量が多く、癖があり、広がりやすかったため
何とかならないかと日々悪戦苦闘をしていていました。 

これ以以上髪をを痛める原因になるカラーリング剤Jは避けようと
思っていたため、幸か不幸か白髪染はヘナしか使ったことがありません。

この記事を作っていく中で白髪染について調べているうちに、
ヘナを使っていて良かった、これからも使っていこう!、と
思うようになりました。

そんな私が最近気になっているのが、カラートリートメントです。

こちらも天然成分配合の物もたくさんあり、気になるところです。

でも、そこはやはり天然成分、ということで回数を重ねないと染まりにくい、
などの使いにくさはあるようです。

ヘナと一緒に使ってみようかな・・・、などと考えています。








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