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川西康之「移動をデザイン」モビリティー建築家について調べてみた

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「移動をデザイン」「モビリティー建築家」あまり聞きなれない言葉がならびます。

日本の多くの鉄道デザインを手がけ、国内外から評価される建築家・デザイナーの川西康之さん、

いったいどんな仕事をする人なのか調べてみました。

プロフィール

https://twitter.com/ICHIBANSEN_YK/status/1778776770017411412

・1976年1月10日 奈良県に生まれる。
・小5の時に友達と夜行列車で東京へ旅行に行ったことから、
「鉄道旅」のとりこになる。
・10代のころ水戸岡鋭治(ドーンデザイン研究所)のパース画に魅了される
・1999年 千葉大学工学部 建築学科を卒業
・2001年~ 千葉大学大学院 自然科学研究科 デザイン学科(建築系)博士前期課程修了
        デンマーク王立芸術アカデミー 建築学科招待学生となり、終了 
        その後、オラン・ダアムステルダムの建築設計事務所で働き始める
        その傍ら、粟田祥弘氏と共にオランダ・アムステルダムで建築チーム
        「next stastion」を設立する
・2005年 文化庁 新進芸術家派遣制度により、フランス国鉄(SNCF)
       交通拠点整備研究所(AREP)に入所
       LGV東ヨーロッパ線開業に伴うフランス周辺の整備計画を担当するチームに配属
・2007年 帰国後、株式会社粟生総合計画事務所に勤務
・2010年 株式会社エナジーラボに勤務
・2014年 11月7日付 株式会社イチバンセン設立

どんな人?

今回も個性心理学から川西康之さんを見てみたいと思います。

前回、情熱大陸に出ていた狭間美穂さんと同じ、
「傷つきやすいライオン」さん。

男女で少し違ってきますが、根本的なところは同じです。

今回は、川西さんが持っている本質的な部位分もお伝えしていきます。

「傷つきやすいライオン」の基本的な性格は?

・自分の理想の生き方への強いこだわりを持ち、
 弱音を吐かない芯の強さを持つ
・常識や秩序を乱されるのを嫌う
・自分のことよりも人のために尽くす純粋さを持つ
・いつまでも若さを保つ
・困難にぶつかると普段の何倍ものパワーを発揮し、何事も
 乗り越えていける
・あらゆる分野の情報を吸収し、実績あるデーターで次の展開を考えている
 ため、博学

心が満足する働き方

「鳳閣星」という星を持っている川西さん。

「鳳閣星」を生かす働き方は・・・、

今の仕事は、川西さんの心が満足する働き方だと感じました。

モビリティー建築家って何をする人?

いよいよ川西さんの職業、「モビリティ―建築家」について
詳しく見ていこうと思います。

まずは言葉の意味から・・・

モビリティーの意味は?

英:Mobility(モビリティー)= 移動を意味する

交流、物流、通信、物理、人口など、幅広い領域で用いられる。

移動をデザインするって?

「移動をデザインする」・・・これをわかりやすい言葉で説明しているものを
見つけたのでご紹介します。

川西さんが代表を務める株式会社イチバンセンの事業理念と、
社名に込められた思いの中にもヒントがありました。

・「課題整理+建築設計+事業運営+情報発信」をトータルにデザインする。
・特に「公共交通、医療、福祉、生活、地域の未来を創る」。
・設計、デザインのみならず、企画段階から完成後の運営計画までを
 事業主、地域住民と共に考えながら、一体的、総合的にデザインする。
・鉄道の駅舎があるプラットホーム(イチバンセン)が人々の交流と、
 かつては物資の移動の中心部だった。
・とにかく町のあらゆる機能が駅舎がある、イチバンセンに凝縮されていた。

なんとも夢のある、やりがいのある仕事だと思いました。

手がけた作品

ここからは、川西さんが手がけた作品を見ていこうと思います。

肥薩おれんじ鉄道(2003年~2004年)

https://www.ichibansen.com/our-works

九州新幹線の開業に伴い設立された、第三セクター経営方針の鉄道会社が
肥薩おれんじ鉄道です。

もともとはロゴマークのみの一般公募だったのですが、およそ900点の中から
川西さんの作品が選ばれました。

ロゴマークだけではなく、切符や定期券、名札、ポスタ―、駅名票、焼酎のボトルに至るまで、
あらゆるグラフィックを手掛けた、会社としても原点となった仕事のようです。

土佐くろしお鉄道中村駅リノベーション(2010年)

https://www.ichibansen.com/our-works

出世作となった作品。

高知県四万十市「中村駅」。

一日の利用者数はわずか1000人。
列車の本数は一時間に2~4本。
利用者の大半が高校生か高齢者。

近くに泊まり込み、人の動きを観察した、
その結果ひらめいたのが、待合室を学習室に改装するアイディア。

地元さんのヒノキを大胆に使い、ぬくもりのある空間を演出しました。

鉄道業界の国際的なデザイン賞「ブルネル賞」を受賞。

秘訣は「まずその土地を知り、住人の意見を聞き、その街が何を求めているのかに耳を澄ませること。

「将来、街を背負ってもらう学生たちに心置きなく勉強してもらいたい。」

駅のデザインだけにとどまらず、その街の将来までをもデザインする。
異才ぶりを発揮した作品!!

えちごときめき鉄道におけるトータルデザイン

https://www.ichibansen.com/our-works

2015年3月14日の北陸新幹線開業に合わせて、新幹線に並行する在来線は
各県ごとに第三セクター経営方針の鉄道会社に経営移管されました。

初代代表である、島津忠裕さんは、肥薩おれんじ鉄道の初代社長でもあり、これが
川西さんがデザインを担当するきっかけとなった。

普通列車(ET127系電車)・(ET122形気動車)の外装デザインと内装の監修

えちごときめきリゾート雪月花(ET122形1000番台)

川西さんがはじめて基本設計も含めた鉄道車両のデザインを行った作品。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%A1%E3%81%94%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%81%E3%81%8D%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88%E9%9B%AA%E6%9C%88%E8%8A%B1

デザインのコンセプトは、「新潟県にしかない、観光列車の決定版を作り上げ、全く新しい視点と車窓、五感を楽しむ足袋の時間を提供する」。

また、全国に観光列車が乱立していることを踏まえ、新造車であることを生かし、「新潟県ならではのデザイン、雪月花にしかないサービスを提供し、インパクトのある車両デザイン」となっている。

また、「all maide in NIIGATA]を掲げ、製造を新潟県に工場を持つ、新潟県トランシスで行い、
意匠いの多くに新潟産品が使用されている。

まとめ

川西さんが大学院を卒業した当時は、就職氷河期でした。

川西さん自身も、周囲の人も誰も就職先が決まっていませんでした。

そんななか、働く環境を国内にこだわらず、チャンスを海外へ求めたところに、
川西さんの運の強さを感じました。

今回の川西康之さんも、前回取り上げさせていただいた狭間美穂さんも
個性心理学から見ると同じ「傷つきやすいライオン」さん。

実は、私の子どももお二人と同じ「傷つきやすいライオン」さん。(笑)
今後の活躍に期待したいと思います。(笑)

川西さんの活躍の軌跡を追いかけていて、「傷つきやすいライオン」さんと「鳳閣星」の
特徴がとてもよく出ている、と感じました。

自分の理想を追いかけ、困難にぶつかってもめげずに立ち向かい、自分の物にしていく
芯の強さ、

自分のことよりも人のために尽くす純真さ、

「鳳閣星」のサービス精神と、アイディアを生み出すパワー、

がうまくかみ合い、今までにない街創りに繋がっていっている感じがしました。

今後のご活躍を楽しみにしています。

ありがとうございました。

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